伝統文化芸能交流会を行いました

 当協会は,多文化共生社会づくりの一助になることを目指し,2022(令和4)年12月11日(日)に鹿児島市「維新ふるさと館」隣の武家屋敷で伝統文化芸能交流会を行いました。(鹿児島県(国際交流課)からの補助事業を活用)

 当日は,外国人社員や,その家族,留学生の皆様に鹿児島が誇る伝統文化である自顕流や天吹,薩摩琵琶を体感・堪能いただき,鹿児島の歴史・文化,その土台となる精神風土についての理解・認識を広げ深めていただきたいとの願いから,その演武・吹奏・弾奏と体験を行っていただきました。

 このような機会・体験を通じて,鹿児島の魅力を感じてもらい,鹿児島での日々の暮らしが楽しく過ごしやすいものになり,鹿児島ファンになっていただくことを願っています。

 また,外国人社員・留学生の皆様からは,御礼の意味も込めて,バングラデシュの国歌やネパールの伝統的な舞踊と歌も御披露いただき,各国の伝統文化芸能を理解する,よい機会にもなりました。

 この伝統文化芸能交流会の開催が,お互いの伝統的な文化芸能を披露し合うことで,これらをベースに鹿児島・日本と各国との相互理解・友好が,よりしっかりと深く根づき,発展する契機になることを願っています。

 なお,今回御参加いただいたのは,以下の40名ほどの皆様でした。

  • 当協会日本語教室(オンライン講座)関係者 14名
    受講生 6名(南光正社員3名・配偶者3名/バングラデシュ・ネパール)
    受講生の子ども,受講生の友人 3名
    講師と子ども,講師の友人 5名
  • いちき串木野市 13名
    神村学園留学生 10名(ネパール・ベトナム・台湾・トルコ)
    引率(市職員) 3名
  • 自顕流・天吹・薩摩琵琶継承者 12名
  • 事務局(当協会) 2名

 御参加いただきました,野太刀自顕流,天吹同好会,薩摩琵琶龍洋会を始め,南光,神村学園,いちき串木野市役所など全ての皆様に心から感謝申し上げます。

 特に,薩摩琵琶を弾奏いただきました上川路直光様や関係の皆様には,積極的な御支援・御協力をいただき,厚く御礼申し上げます。

 今年度は,鹿児島県(国際交流課)からの補助事業を活用し,8月に長島美術館訪問,11月に平川動物公園訪問,12月に今回の伝統文化芸能交流会を行いましたが,多文化共生社会づくりの一助になったとすれば幸いでした。

 当協会としては,引き続き,その実現に向け積極的に取り組みたいと考えています。
 関係の皆様の御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

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この様子が南日本新聞で12月16日(金)に紹介されました

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